普天間基地で、米軍の戦闘機による騒音が昼夜を問わず相次いでいるとして、宜野湾市の佐喜真市長が沖縄防衛局に抗議しました。
普天間基地では、外来機F-35戦闘機が飛来し、離着陸を繰り返していて、4日から6日までに宜野湾市では、会話がほとんど不可能とされる100デシベルを超える騒音が73回確認されていて、このうち滑走路の延長線上にある上大謝名地区では、最大で116.5デシベルが観測されています。
佐喜真市長は7日、沖縄防衛局を訪れ、断じて容認できないと抗議しました。
佐喜真宜野湾市長:
普天間飛行場常駐機による昼夜を問わない騒音被害の中での生活を強いられているばかりでなく、外来機によるさらなる騒音被害により、一日中休まる暇もなく負担の限界を越えており、断じて容認できるものではありません
佐喜真市長は、騒音規制措置を遵守するようアメリカ側へ申し入れることや、普天間基地の1日も早い閉鎖・返還などを求めました。
戦闘機による騒音で、宜野湾市には「爆音により眠る事ができない」「子どもが怖がっている」などの苦情が3日間で236件寄せられています。