福井市内では7日、高齢者と小学生が世代を超えて交流を深める運動会が開かれました。


福井市東郷地区で開かれた「ほのぼの運動会」に参加したのは、地区に住む70歳以上の
高齢者50人と東郷小学校の4年生40人です。
  
世代を超えた交流や福祉の心を養う目的で開かれ、今年で22回目を迎えました。
 
毎回児童たちは、息を合わせてボールを一緒に運んだり、真剣な表情で箸を使って豆を運んだりと、高齢者でも参加しやすい種目を企画しています。


また、競技の合間では高齢者と児童のこんな会話も―
 
児童:「何歳ですか?」
高齢者:「心は28歳です」
 
会話に年齢差は必要なさそうです。
 
住民の3人に1人が65歳以上の高齢者という東郷地区。将来、地域を担う児童たちと絆を深めました。
 


参加した小学生は「地域の人と交流できるからとてもいいと思う」「(これから街で会ったら)手伝ったりしたい。例えば鞄を持ったりしたい」などと話していました。
  
高齢者たちは「私もひ孫がいる。ひ孫と遊んでいる状態。かわいいですね子供は」と笑顔でした。

福井テレビ
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