水際でテロリストの侵入を防ぎます。タンカーにテロリストが潜伏していると想定した大がかりな訓練が11月6日、倉敷市の水島港で行われました。

この訓練は、港湾施設でのテロ対策を強化するため2004年から毎年行われていて、2025年は、海上保安部や警察など8つの機関から約50人が参加しました。

海外から到着したタンカーにテロリストが潜伏している可能性があるとの想定で行われ、船内で見つかった爆発物の処理や逃走したテロリストを制圧する流れを確認しました。

(水島海上保安部 端山真輔部長)
「テロ対策は、監視警戒、警備の隙を見せるとそこにつけこまれる恐れがあるので、関係機関や事業者が一体となってテロ対策に取り組んでいくことが重要」

関係機関は、今後もこうした訓練を重ね、連携強化を図り、水際でのテロ対策を進めていきたいとしています。

岡山放送
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