2025年11月6日にマリアナ諸島付近で発生した台風6号がフィリピンの東海上を北西に進んでいる。10日ごろフィリピンを通過し、その後北よりに進路を変えると予想されていて、しばらくは動きを注意深くチェックする必要がありそうだ。
徐々に勢力強め北西に進む台風26号
台風26号は徐々に勢力を強めながらフィリピンの東海上を北西に進んでいる。7日12時時点で中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルとなっている。その後も次第に勢力が強まり、8日には強い勢力に、9日には中心の気圧が920ヘクトパスカル、中心付近の最大風速50メートル、最大瞬間風速70メートルと非常に強い勢力に発達する予想だ。
11日以降は徐々に北上か 最新情報確認を!
台風26号はフィリピンを通過し、11日以降も強い勢力を保ったまま徐々に北よりに進路を変える見込みで、12日には台湾の南西海上に達すると予想されている。その後の動きははっきりしないが、台風の動きによっては日本の海上でもうねりを伴い波が高くなるなどの影響が出る可能性がある。
11月7日は立冬。暦の上では「冬」となったが、1990年11月には台風が和歌山県に上陸し、鹿児島県内も風速15メートル以内の強風域に巻き込まれた例もある。しばらくは、常に最新の情報をチェックすることが重要だ。
