高円宮妃久子さまが6日、沖縄県糸満市にあるひめゆりの塔を訪れ、花を供えられました。
ひめゆりの塔には、80年前の沖縄戦で亡くなった沖縄師範学校女子部と、第一高等女学校の生徒と教師、合わせて227人の名前が刻まれています。
久子さまはカスミソウやユリなどの花束を供え、静かに祈りを捧げられました。
久子さまはこれまでにも度々ひめゆりの塔を訪れていて、ひめゆり平和祈念資料館によりますと、2年前にはリニューアルされた資料館を非公式に訪れていたということです。
ひめゆり平和祈念資料館 普天間朝佳館長:
今年は戦後80年ということで、体験者の方がいらっしゃらなくなる時代になっていくなかで、次の世代の人たちが、戦争の悲惨さと命の尊さなどを発信していくことが大事ですよねって(高円宮妃殿下が)仰っていました
久子さまは7日、那覇市で開催される「全国食生活改善大会」に出席されます。