まもなく東京で開幕するデフリンピック。
6日は「応援スタイル」についてお伝えします。
15日に開幕する聴覚障害者の国際スポーツ大会「東京2025デフリンピック」。
第1回大会から100周年の位置付けで、日本では初めての開催です。
先日、結団式が行われました。
今大会は事前申し込みやチケットなしで誰でも観戦でき、公式YouTubeからライブ配信などでも楽しむことができます。
6日は、デフリンピックならではの応援方法についてお伝えします。
一般的なスポーツの応援では「声」や「音」に頼ることが多いですが、今回、東京都は「目」で伝わる新たな応援のカタチ「サインエール」をつくりました。
耳が聞こえにくいアスリートに伝わるように、日本の手話言語などをベースにしたそうです。
サインエールを構成しているのは、「行け!」「大丈夫勝つ!」「日本メダルをつかみ取れ!」の3つのメッセージ。
このうち、最もシンプルなのは「行け!」のサインエールで、顔の横で両手をひらひらさせた後、勢いよく前に突き出します。
そして今大会は、「サインエール応援団」に北京オリンピックで活躍した朝原宣治さんらも参加して、会場を盛り上げることになります。
競技を楽しみながら「サインエール」で応援。
新たなスタイルが広がりそうです。
開会式は15日(土)に東京体育館で行われます。