泡盛の香りや味わいを審査する鑑評会の表彰式が5日に行われ、5つの酒造所に県知事賞が贈られました。
この鑑評会は泡盛の品質向上を目的に、沖縄が本土に復帰してから沖縄国税事務所が毎年開催しています。
「古酒の部」のほか、今年新たに設けられたアルコール分が37度以上の「新酒・つよい泡盛の部」、37度未満の「新酒・一般酒の部」の3部門に、合わせて39の酒造所から103点が出品されました。
審査は「香り」「味」「総合品質」の五段階で評価され、今年の県知事賞には5つの酒造所が選ばれました。
また「泡盛ブレンダー・オブ・ザ・イヤー」は「瑞泉古酒」を手掛けた伊藝壱明さんが2度目の受賞を果たしました。
「瑞泉古酒」を手掛けた 伊藝壱明さん:
海外の方にもどんどん飲まれるような、ユニークな美味しいお酒として飲まれるように、技術者として頑張っていきたいと思っています
沖縄国税事務所の剱持敏幸所長は「泡盛の特徴や魅力を国の内外に幅広く発信し、泡盛の可能性をさらに広げていただきたい」と激励しました。