『棚さんぽ』広島城シリーズ最終回です。
きょうは、今年完成した広島城の新たな施設『三の丸』で、和弓対決!安芸ひろしま武将隊の毛利元就公に挑みます!

【安芸ひろしま武将隊・塚本恋乃葉さん・棚田徹さん】
「こちらが本年3月29日にオープンした広島城三の丸賑わい施設じゃ」

前回、2人は広島城の天守を眺めることができる『三の丸エリア』に今年3月、完成した観光スポットを取材しました。

飲食店やお土産店、さらには、広島の食や文化を体験することができるお店もあります。
「広島城射楽」は、お城の中で和弓遊びを楽しむことができる施設で、30分ほど練習すると…

<恋乃葉さん的に当てる>

しっかり練習して、徐々に的に当たるようになってきたところで…

【安芸ひろしま武将隊・塚本恋乃葉さん・棚田徹さん】
「ここからは令和vs戦国。時空を超えた和弓合戦を行ないます」
「よっ!」

棚田・塚本のおさんぽチームvs安芸ひろしま武将隊、毛利元就公との和弓対決!

3回射て多く当てた方が勝利です!

【安芸ひろしま武将隊・塚本恋乃葉さん・棚田徹さん】
「皆さん勝つとご褒美があるので頑張りましょう」
「そうですか、わかりました、はい」
「わしらが勝ったら…褒美はどうなるのじゃ?」
「褒美は後であの広島城に届けます」
「ありがとう」

先行は中国地方の覇者、毛利元就公です。
戦国武将ですから、当てて当然ですよね?

<安芸ひろしま武将隊・毛利元就1射目 はずれ>

【安芸ひろしま武将隊・塚本恋乃葉さん・棚田徹さん】
「うーん」
「緊張するから」
「いやー、これ緊張するね」
「はい」
「では姫…」
「矢を持て」
「はい、どうぞ」
「すいません、ありがとうございます」

続いて、おさんぽチームの1人目は恋乃葉さん…といえば?

国内トップリーグの男子バレー選手が全力でアタックしたボールをレシーブするなど、ここぞという時に結果を出す天賦の才を見せつけてきました。

わずか30分ほどの練習でしたが…今回は?

<おさんぽチーム・塚本恋乃葉さん1射目 命中!>

【安芸ひろしま武将隊・塚本恋乃葉さん・棚田徹さん】
「おー!流石でございます。流石でございます」
「ありがとうございます。よっしゃ」

恋乃葉さんが放った矢は的の左上、ギリギリをとらえました。


【安芸ひろしま武将隊・塚本恋乃葉さん・棚田徹さん】
「政親、矢を持て」
「はっ!」

これを外すと勝利が大きく遠のいてしまいます。

元就公、運命の分かれ目の2射目…

<安芸ひろしま武将隊・毛利元就2射目 命中!>

【安芸ひろしま武将隊・塚本恋乃葉さん・棚田徹さん】
「うぉー」
「よっしゃー、さすが父上」
「流石でございます、殿!」

元就公も戦国武将として意地を見せ、的のほぼ中央を射抜き、これで1対1の同点です。

【安芸ひろしま武将隊・塚本恋乃葉さん・棚田徹さん】
「えー、いきなりプレッシャーかかってきたね」
「本当にそうですね」

実は棚田さん、練習では1度も的に当たっていません。
命中させ、再び突き放すことができるか?

<おさんぽチーム2射目> 

【安芸ひろしま武将隊・塚本恋乃葉さん・棚田徹さん】
「うぉー!」
<棚田さん 命中!>
「よっしゃ!」
「やられた、やられた!」
「すごい」
「よーし、OK!あー、緊張したぜ」
「これはプレッシャーじゃの」
「殿!」

おさんぽチーム連続命中で、現在2対1。元就公、次を外すと負けが決まります。

【安芸ひろしま武将隊・塚本恋乃葉さん・棚田徹さん】
「これで決まりまする、見せつけてやりましょうぞ」
「毛利家の力を!」
「は!」
「政親、いらんこと言うな」
「はははは」

外せば負け…元就公の命運を分ける矢の行方は?

<安芸ひろしま武将隊・毛利元就3射目 はずれ>

【安芸ひろしま武将隊・塚本恋乃葉さん・棚田徹さん】
「これはだからもうあれですね。1矢、残した上で優勝です」
「やったー」
「やりましたね、恋乃葉さん。やっぱり当たると気持ちがいいね、当たった瞬間ね」
「気持ちがいいですね」

Qせっかくなんで最後…
「じゃあ締めますか」

練習中から絶好調!天賦の才をもつ女、塚本恋乃葉締めの一矢です。

<おさんぽチーム3射目 塚本恋乃葉さん 命中!>

【安芸ひろしま武将隊・塚本恋乃葉さん・棚田徹さん】
「うぉー!」
「すごい」
「うれしい~」

最後の矢も見事命中!さすが持ってる女は違いますね~。

【安芸ひろしま武将隊・塚本恋乃葉さん・棚田徹さん】
「さすがです!さすがです」
「やったー、うれしいですね」
「さすがスカウトキャラバングランプリはダテではございませんでした」
「始めましょう、もうこれ。始めます」
「楽しかったです、ありがとうございました」
「よかった、ありがとさんじゃ」
「ありがとうございました」

見事勝利を収めた二人にご褒美。
『SOKOカフェ』の抹茶フロートです。

【塚本恋乃葉さん・棚田徹さん】
「ご褒美がきましたね。これですか?」
「はい、うれしい」
「抹茶フロート」
「フロートのミルクと…」
「抹茶。いただきます。まあ勝った相手が、毛利元就ですよ。大したもんだ」
「そうですよ、素晴らしい」
「うわ濃厚、抹茶濃厚おいしい」
「うーん美味しい。抹茶の渋み?苦味とミルクがめっちゃ合います」
「そうそうそう、分かる分かる。この飲むところの抹茶はちょっと渋みが来て、このアイスの方は甘い!」
「ミルク感たっぷりで」
「これ美味しい」
「これ観光客の方にもぜひ」

ご褒美を満喫して、この広島ならではのカフェに一向に気がつかないので…おふたり、広島で『そうこ』と言えばなんですか!

【塚本恋乃葉さん・棚田徹さん】
「ソーコカフェ?」
「あ、上田宗箇?のソーコカフェ。上田宗箇流」

そうなんです!戦国期に武将であり、茶道にも精通していた上田宗箇。SOKOカフェは今も広島に息づく『武家茶道』上田宗箇流監修のカフェです。

お茶の世界を気軽に楽しめるお店で、季節の和菓子も併せて頂けます。
お城を愛でながら、お茶で一服…最高ですね。

【塚本恋乃葉さん・棚田徹さん】
「和菓子も売っていてセットで食べたいですね。和菓子がありました」
「あ、和菓子があった?ご褒美に入ってなかったね」
「ふふふふ」

戦後、広島復興の象徴として再建された、広島城3代目天守…一日、広島城をめぐって、城をよりよくしたいという熱き思いを持った人たちの心意気に“ずきゅん。”を感じた2人なのでした。

テレビ新広島
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