中国電力は今年度の中間決算を発表し、2年連続の減収となったものの収支改善などが影響し増益となりました。
中国電力によりますと、今年度上半期の連結の売上高は7262億円で、一部電力メニューの見直しなどから前の年を156億円下回りました。
一方で、経常利益は島根原発2号機の再稼働に伴う収支改善などが影響し、前の年より191億円増えて845億円でした。
中間決算としては、いずれの利益ベースでも減収増益となっています。
今年度の通期予想は、売上高1兆4000億円の見込みは据え置くものの、経常利益では燃料価格の安定などを背景にこれまでの予想から150億円増え1000億円に上方修正されています。
【中国電力・中川賢剛社長】
「関税15%の影響はなかなか推測が難しいが、慎重に今後の動向を見ていきたい」
 
       
         
         
        