大阪府警のパトカーが、車検の有効期限が切れた状態でおよそ9キロ走行していたことが分かりました。

警察によると今月27日、大阪府警第一方面機動警ら隊のパトカーが、車両整備工場で入庫の手続きをしていたところ、5日前に車検の有効期限が切れていることが判明しました。

このパトカーは去年1月、公務執行妨害の車に当てられて損傷したため、運行を停止。その後、警察施設内に駐車されていましたが、自走が可能だったため、車両整備工場までのおよそ9キロを走行したということです。

大阪府警では通常、車検が切れる2カ月以上前に各所属に通知を出していますが、今回は所属の担当者が車検の期限を失念していたとみられます。

大阪府警は再発防止に向けて「車検を受けていない車両は乗れない措置をとるよう具体的に指示をしたい」としています。

関西テレビ
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