SNSで他人になりすまし、10代の女性に執拗なストーカー行為を繰り返したとして、派遣社員の男(34)が逮捕された。男は、女性から「もう会わない」とのメッセージを受け取った後も、複数の偽アカウントを使って22回にわたりメッセージを送信し続け、他人になりすまして女性を町田駅付近に呼び出したという。調べに対し、「好意があり、手放したくなかった」と話している。
他人になりすまし“ストーカー行為”男を逮捕
白いマスクをつけ、うつむいて歩く男。

SNSで複数回、他人になりすまし、10代の女性にストーカー行為をした疑いで逮捕された、菊子勝人容疑者34歳だ。

警視庁によると派遣社員の菊子容疑者は、2024年9月ごろに女性とXを通じて知り合い、会い始めたが、2025年9月に女性が「もう会わない」とメッセージを送信した。

しかし、その後も菊子容疑者は、他人になりすました3つのアカウントを使い分け、22回にわたりメッセージを送り続けた。

そして菊子容疑者は、9月10日、他人になりすまし、女性を東京の町田駅付近に呼び出したのだ。

その後、関係者が「男女のトラブル」と110番通報し、警察が調べたところストーカー行為が発覚したという。
2人に交際関係はなく、菊子容疑者は調べに対し「概ね間違いありません」と容疑を認めた上で、こう話す。

菊子勝人容疑者(34):
好意があり、手放したくなかった。

警視庁によると、菊子容疑者と女性は、X上の名前で呼びあっていたという。
警察は、余罪があるとみて捜査する方針だ。
(「イット!」10月31日放送より)
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