市街地でも相次ぐクマの出没。岐阜県下呂市は、「緊急銃猟制度」で出動したハンターに3万円の報酬を支払うことを決めました。

 緊急銃猟は、一定の条件を満たせば市町村の判断で市街地でもクマに発砲できる制度で、2025年9月に導入されて以降、岐阜県ではまだ実績はありません。

 こうした中、下呂市は緊急銃猟で出動した猟友会の会員に一律2万円、その中で銃を扱うハンターには、発砲の有無に関わらずさらに1万円の報酬を支払うことを決めたということです。

 2025年度、下呂市に寄せられたクマの目撃件数は、昨年度1年間を上回る43件に上り、下呂市は速やかな報酬制度の導入のため、議会の招集を伴わない専決処分で条例を一部改正しました。

東海テレビ
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