児童虐待防止を呼びかける活動として、全国の施設をオレンジ色に照らす「にっぽんオレンジシンボル運動」が11月1日から始まります。

 取り組みを企画した岐阜市の広告代理店では、一足早く31日夜からライトアップが始まりました。

 にっぽんオレンジシンボル運動は、児童虐待防止のイメージカラーであるオレンジ色に地域の施設などを照らし、児童相談所虐待対応ダイヤル「189」を広めることを目的としています。

 この取り組みを企画した岐阜市の広告代理店「中広」では、31日午後5時半ごろ点灯式が行われ、本社のビルがオレンジ色にライトアップされました。

 この運動には中広などの呼びかけに応じ、今年は全国47都道府県の1396施設が賛同していて、岐阜県内では岐阜城や岐阜市役所など69箇所で1日以降にライトアップされる予定です。

 中広の大島斉社長は「なんでオレンジ色になっているのかと思ってもらうことからスタート。興味を持ってもらって189番の認知を広げていきたい。虐待によって亡くなる子をゼロ人にしたい」と話しています。

東海テレビ
東海テレビ

岐阜・愛知・三重の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。