福井県の九頭竜川で釣り人たちに人気のサクラマスは、海で大きく成長し再び川に戻ってくる魚です。九頭竜川中部漁協は、減ってしまったサクラマスを増やそうと、毎年春と秋に稚魚を放流しています。
 
31日は、永平寺町の園児が「大きくなって帰ってきてね」と生後1年の稚魚約500匹を放流しました。
   
九頭竜川中部漁協では「園児がサクラマスを愛しむように放流し、大きくなって帰ってきてねという思いを込めているのを見て、私たちも川を大切に守って行かなければいけないと思った」と話していました。
  
放流された稚魚は来年の春に海に下り、再来年の春には70センチほどの大きさになり再び川へ戻ってきます。
         

福井テレビ
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