日経平均株価が初めて5万2000円台をつけました。
アメリカのIT大手の好調な決算のほか、日銀の植田総裁が利上げに慎重な姿勢を示したと受け止められ、円安が進んでいることが株価を押し上げています。
平均株価は取引時間中の最高値を更新し、一時、上げ幅が1000円を超えました。
アメリカのアップルなどの好調な決算を受けて、ハイテク関連の銘柄に買いが広がりました。
もうひとつの要因は、日銀の植田総裁の発言です。
植田総裁が30日、追加利上げについて、2026年の春闘に向けた企業の動きをみて判断したいとの考えを示し、年内の利上げに慎重だと受け止められました。
円相場では、一時1ドル=154円台をつけるなど円安が進み、輸出関連株の追い風になっています。
31日の東京株式市場の日経平均株価、午前の終値は、30日に比べ、622円65銭高い、5万1948円26銭、TOPIX(東証株価指数)は3313.71でした。
 
       
       
         
         
        