今知りたい、旬の情報をお伝えするコーナー「サキドリ」。
今回のテーマは、「シーズン到来!手軽においしく!鍋つゆアレンジ」です。
訪れたのは、広島市南区の大型ショッピングモールゆめタウン広島です。
(中西 敦子 アナウンサー)
「すごい種類ですね。この棚、一面全部鍋つゆで!」
(ゆめタウン広島 波多野 翔 さん)
「やっと冬本番という感じで気温が下がってきて、今から売れるシーズンになってきたと思います」
(中西アナ)
「だいたいこれ、何種類ぐらい揃っているんですか?」
(波多野さん)
「アイテム数だと40~50ですね」
(中西アナ)
「鍋つゆだけで?」
(波多野さん)
「はい、さようでございます」
具材を入れるだけで手軽に本格的な鍋が味わえる鍋つゆ。
定番から変わり種まで、バリエーション豊富にそろう商品の中で、今どんなものが人気なのか、売れ筋を聞きました。
(波多野さん)
「今だと、このshinshinさんとコラボされている、豚骨鍋スープが大変よく売れています」
(中西アナ)
「shinshinって福岡で有名なラーメンの?え?ラーメンの鍋つゆですか?」
(波多野さん)
「そうですね。今ラーメン系のコラボでたくさん出ているんです」
(中西アナ)
「すごい!一風堂とか天下一品とかラーメンの名店ですよね」
(波多野さん)
「そうですね」
(中西アナ)
「ラーメンのスープのような出汁で鍋が楽しめるという事ですか?」
(波多野さん)
「さようでございます」
(中西アナ)
「えー!絶対おいしいじゃないですか!どれか食べられましたか?」
(波多野さん)
「一風堂と天下一品、とみ田あたりは食べました」
(中西アナ)
「じゃあ一風堂はどうでした?思い出し食リポを!」
(波多野さん)
「まろやかで脂がこってりしていて、すごくおいしいですね」
(中西アナ)
「おー!ありがとうございます!ナイス食リポ!」
多彩にそろう鍋つゆ。
続いての売れ筋が…?
(波多野さん)
「野菜を楽しめるお鍋の出汁が大変人気になっております」
(中西アナ)
「パッケージに野菜の名前が書いてありますね。もやし・白菜・キャベツ」
(波多野さん)
「野菜をふんだんに使っていただいて、それに合った出汁」
(中西アナ)
「このパッケージに書いてある野菜を楽しむための鍋つゆという事ですか?」
(波多野さん)
「健康志向の方に人気で、大変よくこちらも動いています」
(中西アナ)
「お野菜たくさん摂れるの、いいですね!他にも野菜がいっぱい楽しめる鍋つゆはあるんですか?」
(波多野さん)
「ミツカンさんのごま豆乳が。こちら例年ある商品なんですけど、常に人気のあるアイテムになっています。やはり女性のお客様が多いかなと思います」
(中西アナ)
「シメ鍋という風にパッケージに書いてありますけど」
(波多野さん)
「そうですね。シメまで楽しめるというニュアンスで。ごはんを入れていただいてもいいですし、麺でシメていただいてもいいですし」
(中西アナ)
「ロングセラー商品という感じなんですね。へぇ!これ食べてみたいです!」
人気の鍋つゆをさらにおいしく味わいたい!今回は、こちらのごま豆乳鍋つゆを使った簡単アレンジを料理のプロ!大倉まゆみ先生に教えていただきます!
(中西アナ)
「いろいろ食材が並んでいますね」
(大倉まゆみさん)
「そうですね。今の時期ならではのものが、たくさん並んでいますね」
(中西アナ)
「キノコにイモ類もそろっていて、旬な食材ですね。このイモ系は皮つきのままなんですか?」
(大倉さん)
「そうなんです。皮つきのまま入れる事によって煮くずれを防ぎますし、煮くずれしないという事は箸でつまんで食べやすい」
(中西アナ)
「しかも皮って栄養があるから」
(大倉さん)
「そうなんです。このままで今日は使ってみましょう」
(大倉さん)
「今日はせっかくなので煮あがりも綺麗になるように、白菜がこんな感じで下に敷き詰めてあります」
(中西アナ)
「これ、どうしてなんですか?」
(大倉さん)
「今からのせていくものが綺麗にのるというのもありますけど、スープからだんだん白菜の甘みも一緒に上がってきて、とってもおいしく仕上がるんです」
(中西アナ)
「よりスープのうま味が増すんですね」
(大倉さん)
「そうなんです」
あとは、それぞれの具材を白菜の上にバランスよくのせていくだけ。
最後に鍋つゆを入れることで、煮込んだあとも具材が散らばらず、美しく仕上がるんです!
(中西アナ)
「先生、私、割烹着を着ている割に、ここまで何もしていないので」
(大倉さん)
「そうですね。お手伝いしてもらいましょう」
(中西アナ)
「はい!何をしたらいいでしょうか?」
(大倉さん)
「火をつけてください」
(中西アナ)
「それならできます!私も!」
鍋づくりの肝!コンロに火をつけ、中火でおよそ15分。
季節野菜を楽しむ、ごま豆乳鍋の完成です!
(中西アナ)
「おいしそうです」
(大倉さん)
「いい香りもしています」
(中西アナ)
「もうお腹がペコペコで」
(大倉さん)
「ぜひ食べてみてください」
(中西アナ)
「(※試食)おいしい!このカボチャの甘みとスープのまろやかさが、ほんとに相性バッチリで」
(大倉さん)
「このスープ自体がコクもあるけど、あっさりしていてどんどん食べられるんですけど。そこに今日キノコのうま味だったり鶏のいい出汁が出てる」
(中西アナ)
「まろやかなんですけど、うま味がしっかり溶け出してるのは、野菜の効果だったり鶏肉の効果」
(大倉さん)
「そうですね。何を入れても味が決まりますからね」
(中西アナ)
「お店の方によると、シメは色んなものが合うとおっしゃっていたんですよ」
(大倉さん)
「これはね、ほんとに何でもできる万能なスープだと思いますよ」
ここで先生が用意した食材がこちら。
冷凍シーフードミックスにトマト缶、そしてうどんです。
(大倉さん)
「こちらに、冷凍シーフードミックスを冷凍のままで入れていきましょう」
(中西アナ)
「解凍せずに」
(大倉さん)
「解凍する時って汁が出ますよね。あれがいい出汁になるので解凍せずに今日はそのまま入ってます。トマト缶、全部入れてしまいます。家庭によって残りの汁の量って違うと思うんですけど気にしなくていいです。1缶ドンと入れてください。すると、豆乳鍋の白が入って、ちょっとピンク色の可愛いお鍋の色になる」
ここに刻んだ白菜をたっぷり入れ、クタクタになるまで蓋をして煮込みます。
(大倉さん)
「開けてみてください」
(中西アナ)
「あら~!可愛い色!」
(大倉さん)
「ピンク色のね。うどんを入れていきます。なじませて、うどんが温まれば完成です」
(中西アナ)
「香りは完全にイタリアンですよ」
(大倉さん)
「そうですね。トマトの香りがふわっとしていますね」
ごま豆乳鍋のシメにおすすめ!トマトクリームうどん。どんなお味なのでしょうか…。
(中西アナ)
「(※試食)おいしい!」
(大倉さん)
「ガラッと違うでしょ?」
(中西アナ)
「でもクリーミーさは残ってますね。そこにトマトの酸味が加わって、ちょっとさっぱりキリッとする感じですね」
(大倉さん)
「そうなんです。トマトだけだったら酸味がキツいと思うんですけど、先程のごま豆乳鍋のうま味が残ってるスープがあるので」
(中西アナ)
「またこの出汁の深みがグッときた感じがするんですけど。シーフードだ!すごい!ほんとにおいしい!イタリアンでもありつつ、和でもありつつ…」
(大倉さん)
「お鍋でしかない味になってると思います」
(中西アナ)
「シメまで食べたらやっぱり満足しますね」
(大倉さん)
「今日はさらにもう1個シメがあるんです」
(中西アナ)
「え?まだシメるんですか?」
(大倉さん)
「まだシメます」
(中西アナ)
「ウソ!もう締まりましたよ!私!」
(大倉さん)
「もう1段階シメさせてください」
残ったスープに豆板醤で辛みを加え、ここにシメといえばのごはんを投入。
仕上げにたっぷりのチーズを入れれば、本日二度目のシメ!ピリ辛チーズ雑炊のできあがり!
(中西アナ)
「(※試食~抱擁)おいしい!」
(大倉さん)
「今度またガラッと」
(中西アナ)
「トマト感がなくなります。何でですか?」
(大倉さん)
「豆板醤の力とチーズが全体をまとめる」
(中西アナ)
「だからかー。ほんとにおいしいです。チーズが加わる事でまたコクが出て」
(大倉さん)
「全体がトロッとするので、残すことなく全部最後まで食べられるんですよね」
(中西アナ)
「今までの登場人物のいい所を全部吸い取ったような。お出汁のベースはごま豆乳ですけど、3つとも全然違いますね。そこに衝撃です」
(大倉さん)
「ぜひやっていただきたいと思います」
(中西アナ)
「おいしい。ほんとに幸せです」