里親として育てていた1歳の男の子を暴行した疑いで、30代の夫婦が逮捕されました。
広島・府中市の工藤寿悦容疑者(31)は9月、里親として委託された1歳の男の子に対し、複数回にわたり顔面を足蹴りし、踏みつけるなどした疑いが持たれ、妻の愛容疑者(30)は、男の子の頭をタオルでたたいたり、下半身を踏みつけたりした疑いが持たれています。
夫婦は2025年4月中旬から約1カ月半、男の子と交流を重ねた上で、5月末に里親として委託を受けました。
それから4カ月あまりたった9月12日、関係機関から県に「子供にあざがあった」と児童虐待の通告があったということです。
県は事前の審査で、夫婦を里親として「適格」と判断し委託したということで今後、再発防止策を検討するとしています。