ハロウィーン当日の31日を前に、東京・渋谷では迷惑ハロウィーン対策が着々と進められていました。
渋谷駅前のシンボル「ハチ公像」の仮囲いは、像の保護と人の流れの整理のための措置。
作業は30日午前7時過ぎに完了しました。
渋谷駅周辺で規制されるのが、電動キックボードのシェアリングサービス「LUUP」です。
混雑する中での走行は危険だとして、10月30日午後5時からハロウィーン翌日の11月1日午前5時ごろまでの利用を禁止。
これにより、渋谷駅周辺21カ所での貸し出し・返却ができなくなります。
31日は、周辺の店の多くが時短営業になるということです。
渋谷区土木部・野田有一企画管理課長:
今年は「迷惑ハロウィーンは禁止」というテーマで渋谷区は取り組んでいます。警察や関係機関と連携して対策を行い、万全な態勢で臨みたい。
対策は渋谷区の隣、新宿区でも進められています。
新宿区によると、渋谷区の規制強化により、2年前のハロウィーンから歌舞伎町周辺で人出が増加。
それに伴い、マナー違反が深刻化したため、2024年からハロウィーン当日の歌舞伎町周辺では、10月31日午後5時から11月1日午前5時まで路上飲酒が禁止となりました。
新宿区は31日が金曜日で人が集まりやすいことから、2024年以上に態勢を強化して臨むとしています。