29日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、5営業日ぶりに反落した。
アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)は声明で、2会合連続となる0.25%の利下げを発表した。
一方、パウエル議長が会見で、次回会合でのさらなる利下げは「決して既定路線ではない」と強調したことが投資家心理を圧迫し、下落に転じた。
結局、ダウ平均は前日比74ドル37セント安の4万7632ドルで取引を終えた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は5営業日続伸し、130.98ポイント高の2万3958.47と終値最高値を更新して引けた。