3年前、知床で遊覧船が沈没した事故で、運航会社社長の初公判が来月12日に開かれることが決まりました。


 知床遊覧船の社長・桂田精一被告は2022年4月、知床半島沖で悪天候が予想される中、運航管理者として航行の中止を指示せず観光船「KAZU1」を沈没させ、乗客乗員26人を死亡させた業務上過失致死の罪で起訴されています。


 10月29日に釧路地裁で行われた公判前整理手続きには桂田被告も出席し、初公判が来月12日に開かれることが決まりました。

 桂田被告は起訴内容を否認する方針です。

北海道文化放送
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