南米ブラジルのリオデジャネイロで麻薬犯罪組織の掃討作戦が行われ、130人以上が死亡しました。
リオデジャネイロ州政府は29日、麻薬犯罪組織に対する史上最大規模の掃討作戦を28日に行った結果、麻薬組織「コマンド・ベルメリョ」のメンバーなど81人を拘束したと発表しました。
この作戦の際、警察と銃撃戦になり、これまでに警察官4人を含む58人が死亡したとしています。
しかし、発表された以外に遺体が多く見つかっていて、現地の国選弁護人事務所によりますと、死者数は132人に上っています。
今回の掃討作戦はリオデジャネイロ市北部の「ファベーラ」と呼ばれる貧困地区を中心に行われ、州知事は「作戦は成功した」と述べ、今後も継続する方針です。