ロシアのプーチン大統領は、核弾頭を搭載可能な新型原子力魚雷「ポセイドン」の稼働実験に成功したと明らかにしました。
プーチン大統領は29日、モスクワ市内の病院を訪れ、ウクライナとの戦闘で負傷した兵士を見舞いました。
兵士らとの懇談でプーチン氏は、新型の原子力核魚雷「ポセイドン」の稼働実験に成功したと明らかにしました。
プーチン氏はポセイドンについて、「速度や深さにおいて世界に比類のない無人兵器で、迎撃手段は存在しない」と主張しました。
また、その威力は射程1万8000kmとされるロシアの大陸間弾道ミサイル「サルマト」を上回ると強調しました。
ロシアは10月、新型兵器の実験成功を相次いで公表していて、ウクライナやアメリカをけん制する狙いもあるとみられます。