岩手県内で自動車販売店を経営していた男性など2人が、車の買い取りを装った詐欺の疑いで逮捕・送検されていた事件について、盛岡地方検察庁は10月29日、この2人を処分保留で釈放しました。
処分保留で釈放されたのは、県内で自動車販売店を経営していた宮城県に住む32歳の運転手の男性と、岩手県滝沢市に住む34歳の会社役員の男性です。
2人は2024年12月下旬、車の買い取りを装い矢巾町や盛岡市など、県の内外に住む4人の男性から買い取り査定サイトを通じて車をだまし取った疑いで、これまでに2度逮捕・送検されていました。
逮捕当時、警察は共犯事件として認否を明かしていませんでした。
盛岡地検は29日付けで2人を処分保留で釈放しましたが、その理由については明かしていません。
今後も在宅での捜査は続けるということです。