トランプ大統領と28日、面会が実現した、拉致被害者家族会。当初、ルビオ国務長官との面会予定でしたが、急遽、トランプ大統領が出席したそうです。
トランプ大統領:
「われわれは常にこの問題について考えている。これは安倍晋三から始まり今は高市早苗首相が引き継いだ。われわれはできる限りのことをする。」
メンバーの一員で、父親が北朝鮮に拉致されたとされる寺越昭男さんと内田美津夫さんも参加し、拉致問題解決への協力を訴えました。
一夜明け、寺越さんらは、トランプ大統領の拉致問題解決に向けた強い姿勢を感じたとして日本政府が北朝鮮側に強い働きかけを行うよう訴えました。
内田美津夫さん:
「(面会は)国内、北朝鮮に対しても強いアピールになったと思っています。」
寺越昭男さん:
「家族会に面会していただいたってことは本当に嬉しく思っています。(今後)日本人の拉致問題を解決するよう促してもらえるという期待感は本当にあります。(北朝鮮側に)どれだけのプレッシャーがかけられるかなという思いはありますけどいまのトランプ大統領なら結構プレッシャーをかけてくれるんじゃないかと期待はしています。」
これを受け、29日、馳知事は会見で拉致問題解決に期待を寄せました。
馳知事:
「拉致被害者の全面的な帰国これを目指して政府を挙げて取り組んでいただきたい。」