自動車メーカー・マツダは、「ジャパンモビリティショー」でスポーツクーペのプラグインハイブリッドモデル「ビジョンクロスクーペ」など2台のビジョンモデルを発表しました。
【マツダ・毛籠勝弘社長】
「今回、私たちが掲げるテーマは『走る歓びは、地球を笑顔にする』です」
「ジャパンモビリティショー」の報道公開でマツダが発表したのが、「魂動」デザインをさらに進化させたスポーツクーペ「ビジョンクロスクーペ」です。
【若木記者】
「ビジョンクロスクーペ、色は圧倒的な透明感のあるグラスシルバーを採用し、マツダの今後の展望を示唆する次世代デザインとなっています」
ロータリーエンジンと、モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを搭載。
510馬力の出力を持ち、モーターのみで160キロメートル、エンジンとの併用で800キロメートルの航続距離を実現します。
さらに、マツダ独自の二酸化炭素回収装置を備え走るほどに、二酸化炭素を削減できるといいます。
【マツダ・毛籠勝弘社長】
「内燃機関を使うことで、カーボンニュートラル燃料とCO2回収装置で実はカーボンネガティブ(排出量より吸収量が上回る)までいけるというのは、一番大きなポイント。夢のある提案だと思っています」
また、AIを使って、人と車の絆が深まることを目指した「ビジョンクロスコンパクト」も発表。
コンパクトカーで、人の感覚をデジタル化し共感型AIと融合させることで、人の意を汲む車の未来を表現しているということです。