2024年3月、熊本市にある3つの小学校で上靴43足を盗んだ罪に問われた男に、熊本地裁は10月27日に「犯行の悪質性は軽視できない」として男に懲役2年6カ月の実刑判決を言い渡した。
3つの小学校から上靴43足盗んだ罪
判決を受けたのは千葉県市川市の無職・光澤昇聴被告(45)。

判決などによると、光澤被告は2024年3月4日から7日の間に、熊本市西区と東区にある3つの小学校に侵入し、上靴43足を盗んだ罪に問われていた。

光澤被告は、これまでの裁判で無罪を主張していたが、熊本地裁の鈴木和彦裁判官は、10月27日の判決で小学校から持ち去られた上靴43足のうち、20足が光澤被告の自宅から発見されていることや、事件現場への経路を携帯電話で調べていたことなどから光澤被告の犯人性を認定。

その上で、「悪質性は軽視できず、不合理な弁解に終始しており、反省もない」として光澤被告に懲役2年6カ月を言い渡した。
(テレビ熊本)
