北陸経済研究所は今年度、上期の景況感が上向き、下期も「やや改善する」との見通しを示しました。

北陸経済研究所は北陸3県の主要産業20業種の景況感を表す「産業天気図」を「晴れ」を5、「雨」を1として半年ごとに公表しています。
それによりますと今年度上期は、全産業で「3.13」となり、前の年度の下期から0.08ポイントアップしました。ジェネリック医薬品の供給不足を補う増産に伴って、「化学・医薬品」の業績改善がけん引し、製造業全体の景況感が上向いているためです。
下期についてはJRの大型キャンペーンに伴って「観光業」と年明けの冬季オリンピックなどによるAV機器の需要増を見込む「家電販売」で業績が改善し、全産業で「3.15」と「やや改善」の見通しです。

富山テレビ
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