サッカーグラウンド12面の整備などを予定していた大郷町のスポーツパーク構想について、構想を進めていた事業者が撤退してから初となる住民説明会が、10月28日、開かれました。
大郷町のスマートスポーツパーク構想は、東日本台風で被災した農地を町が購入し、サッカーグラウンド12面などを整備し、町に人を呼び込もうという構想です。
8月の町長選で、構想見直しを訴えて現職を破った石川町長は事業者・スポーツX(エックス)に対し、6面への規模縮小や、賃料の値上げなどを提案。
話し合いの結果、スポーツXが撤退することで9月、合意しました。
28日は、合意後初めての住民説明会が開かれました。
町側は合意に至らなかったことが構想の全面中止を意味するものではなく、改めて構想の是非や規模などについてアンケートを行った上で、今後の方針を決めたいと説明しました。
参加者した地権者などからは具体的なスケジュールや、予算規模を示してほしいなどの意見が相次ぎました。
参加者
「ここまで3年4年かかってて、プラスまた3年4年。ここからいなくなる人もいるかもしれない」
大郷町 石川良彦町長
「地権者の方々からいろんな意見出ましたので、これを参考にしながら対応していく」
石川町長をめぐっては、8月の町長選で支援者の男性がタスキをかけて選挙運動をしたとして刑事告発され、県警が受理しています。