プレスリリース配信元:増進会ホールディングス(Z会グループ)
11月23日は勤労感謝の日!小中高生の家庭の職業観に関する意識調査
株式会社増進会ホールディングス(Z会グループ)のグループ会社、株式会社栄光(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:下田勝昭)が運営する進学塾・栄光ゼミナールは、2025年9月6日(土)~9月16日(火)に、「小中高生の家庭の職業観に関する意識調査」を実施し、小学1年生~高校3年生の子どもを持つ保護者2250人の有効回答が得られました。
d49291-1446-1fe0f2a20f2b6f988aba6085966c187b.pdf■子どもと将来の職業について話したことがある保護者は9割超、話す機会は「日常会話」と「進学・進路選択」
■将来就きたい職業がある小中高生の7割超 「その職業に就くために、取り組んでいることや努力していることがある」
■保護者自身の職業・子どもの将来の職業 「好きなこと・得意なこと・資格が生かせる」ことを最も重視
■「収入」や「働きやすさ」、「安定していて長く続けられる」ことも気にかける傾向に
■生成AIの使用経験 保護者・子どもとも増加傾向 「学校の授業で使用した」という小中高生も
■保護者の約6割 「子どもの将来の職業選択に、生成AIが影響する」
栄光ゼミナール調べ
子どもに向いている職業は何か考えたことはありますか。
n=2250(小学生保護者1003、中学生保護者758、高校生保護者489)、単一回答方式
小学1年生~高校3年生の子どもをもつ保護者に、子どもに向いている職業は何か考えたことがあるかを聞いたところ、小学生保護者の81.1%、中学生保護者の85.6%、高校生保護者の90.4%が「ある」と回答した。
「ない」と答えた保護者にその理由を聞いたところ、「子ども自身の将来のことなので、本人に任せているから」が最も多く、また「子どもの適性がわからないから」という回答もみられた。

子どもと子どもの将来の職業について話したことがありますか。
n=2250(小学生保護者1003、中学生保護者758、高校生保護者489)、単一回答方式
どのような機会に話したことがありますか。
n=2161(小学生保護者966、中学生保護者718、高校生保護者477)、総回答数5273、複数回答方式(あてはまるものすべて)
保護者に、子どもの将来の職業について子どもと話したことがあるかを聞いたところ、小学生保護者の96.3%、中学生保護者の94.7%、高校生保護者の97.5%が「話したことがある」と回答した。
次に、「話したことがある」と回答した保護者に、どのような機会に子どもと話したことがあるかを聞いた。小学生保護者では「日常会話の中で、職業について話題にあがった時」が最も多く83.1%だった。中学生保護者では小学生保護者よりは割合は低いものの「日常会話の中で、職業について話題にあがった時」が最も多く77.7%、高校生保護者は「受験など子どもの進学・進路を考える時」が最も高く、81.6%だった。また、高校生では、「学校内のコース選択や文理選択など履修選択をする時」も約半数にのぼった。

子どもには将来就きたい職業がありますか。
n=2250(小学生保護者1003、中学生保護者758、高校生保護者489)、単一回答方式
その職業に就くために、子どもが取り組んでいることや努力していることはありますか。
n=1243(小学生保護者626、中学生保護者346、高校生保護者271)、単一回答方式
保護者に、子どもには将来就きたい職業があるか聞いたところ、小学生保護者の62.4%、中学生保護者の45.6%、高校生保護者の55.4%が「ある」と回答した。特に中学生保護者では、子どもに将来就きたい職業が「ない」、もしくは「わからない」と回答した割合が、小学生保護者・高校生保護者よりも高かった。
子どもには将来就きたい職業が「ある」と回答した保護者に、その職業に就くために、子どもが取り組んでいることや努力していることがあるかを聞いた。小学生保護者の70.3%、中学生保護者の72.0%、高校生 保護者の78.6%が「取り組んでいることや努力していることがある」と回答した。将来就きたい職業がある子どもは、その目標に向かって努力する傾向が大きいことが分かった。


保護者自身が、今までに就いたことがある仕事・会社を選ぶ際に重視したポイントは何ですか。
n=2250(小学生保護者1003、中学生保護者758、高校生保護者489)、総回答数5596、複数回答方式(最大3つ)
将来、お子様が就く職業について、保護者として気にかけたいポイントは何ですか。
n=2250(小学生保護者1003、中学生保護者758、高校生保護者489)、総回答数5792、複数回答方式(最大3つ)
「保護者自身が今までに就いたことがある仕事・会社を選ぶ際に重視したポイント」および「将来子どもが就く職業について、保護者として気にかけたいポイント」を聞いた。
回答が最も多かったポイントは、保護者自身の職業と子どもの将来の職業のどちらも、「好きなこと・得意なこと・資格が生かせる」で、保護者自身の職業では68.2%、子どもの将来の職業では83.6%だった。次いで、割合が高い順に「収入」「個人の働きやすさへの施策・取り組みが充実している」「安定していて長く続けられる」と続く傾向は、保護者自身の職業と子どもの将来の職業、いずれも同じであった。2024年に実施した調査でも同様の傾向が見られ、大きな変化はなかった。
保護者自身の職業選択の際に重視した点と、子どもの小ラオの職業で気にかけたい点を比較すると、保護者自身の職業は「収入」「有名な企業かどうか」、子どもの将来の職業では「好きなこと・得意なこと・資格が生かせる」「生成AIやテクノロジーなどの進歩に取って代わられない」「グローバルに活躍できる」といった点をより重視していることが明らかになった。

保護者自身は、生成AIを使用したことがありますか。
n=2188(小学生保護者977、中学生保護者732、高校生保護者479)、単一回答方式
保護者自身の仕事や生活に、生成AIが影響を与えていると思いますか。
n=2188(小学生保護者977、中学生保護者732、高校生保護者479)、単一回答方式
次に、生成AIの活用と仕事や生活への影響を聞いた。
保護者自身が生成AIを使用したことがあるかについては、小学生保護者の71.4%、中学生保護者の63.3%、高校生保護者の56.4%が「使用したことがある」と回答した。2023年に実施した調査において、「使用したことがある」と回答した割合は、小学生保護者31.6%、中学生保護者22.5%、高校生保護者17.6%であり、使用経験がある保護者が顕著に増加していることが分かった。生成AIを使用した場面では、仕事での使用が全体の約60%、プライベートでの使用が全体の約75%だった。
保護者自身の仕事や生活に、生成AIが影響を与えていると思うかという質問に対しては、小学生保護者の53.8%、中学生保護者の47.9%、高校生保護者の42.1%が「そう思う」と回答した。2024年に実施した調査では、小学生保護者・中学生保護者・高校生保護者のいずれも、「そう思う」と回答した割合よりも「そう思わない」と回答した割合が高かった。この1年で、生成AIがより身近になっていると考えられる。


子どもは、生成AIを使用したことがありますか。
n=2188(小学生保護者977、中学生保護者732、高校生保護者479)、単一回答方式
子どもの将来の職業選択に、生成AIが影響を与えると思いますか。
n=2188(小学生保護者977、中学生保護者732、高校生保護者479)、単一回答方式
次に、子どもの生成AIの活用について聞いた。 子どもが生成AIを使用したことがあるかについては、小学生保護者の35.1%、中学生保護者の50.3%、高校生保護者の60.7%が「使用したことがある」と回答した。2023年に実施した調査において、「使用したことがある」と回答した割合は、小学生保護者9.6%、中学生保護者12.7%、高校生保護者17.4%であり、保護者と同様に子どもも生成AIの使用経験者が増加していた。生成AIを使用した場面では、学校外での使用が全体の8割以上ではあるものの、特に高校生では学校の使用経験も多く見られた。
子どもの将来の職業選択に、生成AIが影響を与えていると思うかという質問に対しては、小学生保護者の66.6%、中学生保護者の65.3%、高校生保護者の58.5%が「そう思う」と回答した。
2024年に実施した調査でも傾向は変わらなかったものの、「そう思う」と回答した保護者の割合はいずれも減少した。


お子様の職業観・勤労観を育むため、ご家庭で取り組まれていることがあれば教えてください。
自由記述方式
・自分たちの日々の生活(衣食住)のために多くの人が関わっていることを伝えている。(小学4年生保護者)
・選択肢を広げるためにも、今からコツコツ頑張る大切さや、習い事等での目標設定や取り組み方等自分で考えて行動する大切さは日々伝えている。(小学4年生保護者)
・今、決まった職業が思いつかない事に少し不安を感じているようですが、11歳で見つかっていないなんて、当たり前であり、これから、どんどん多くの先輩や、友達、先生と交じり合う事で自然と見つかっていくから、不安に感じることはないと伝えるようにしています。(小学5年生保護者)
・兄弟の進路・職業選択などでも家族で話し合う際、意見を聞いたりするようにしている。(小学5年生保護者)
・自分の得意なこと、向いていることを見つけてほしいので、体験イベントに積極的に参加させる。(小学6年生保護者)
・目指している仕事に就くことで、どんなやりがいや、人助けができると考えられるか伝えたりしている。 例え目指す目標に辿り着けなくても、それに近い仕事に就けることもあるため、努力は無駄にならないことを伝えている。 仕事を通して自分自身も成長できる面白さも話している。(中学1年生保護者)
・小6の3学期に学校で将来の職業について調べる授業があり、中学受験が終わったタイミングだったので、家でも資格や進学先などを調べました。その後も自分で色々と調べたようで、半年後くらいに具体的な大学名と学部名、入試科目などを話していました。来年のオープンキャンパスなど中学生が行ける機会があれば、連れていこうと考えています。(中学1年生保護者)
・時々どんなことが向いていそうか、話題にしてみる。いろいろな仕事があることを伝えてみる。AIではなく、人間にしかできないこともあることを話す。(中学2年生保護者)
・親の従事している仕事含め、世の中には色々な仕事があることは話をしています。自分にとって充実感を得やすいものはどんなものか、自分が目指している方向にスキルアップできるもの等、自分自身でよく考えて選択していければ良いと思っています。(中学2年生保護者)
・部活動や学校の係などグループをまとめたり、後輩を育てたりする悩みを聞くとき、このようなことを通じて将来仕事などでも活かせる能力が育まれることになると励ましている。(中学3年生保護者)
・親が最も身近な社会の先輩および窓口として、会話を通して子どもへ社会の世界観をありのままに伝えるように努力している。(高校1年生保護者)
・保護者の仕事での出来事や経験談を話しながら、色んな仕事がある事を子どもに伝える。 また、子どもがどんな事に興味があるのか聞き出すようにしている。(高校2年生保護者)
・大学はゴールではなく、その先のキャリアを見据えた通過点であり、子どもの得意なこと・好きなことは、どんな仕事に活かせるか、自己分析をさせて、社会や職業への視野を広げるようにしている。(高校3年生保護者)
・学校や地域などの様々な年齢、性別、職業の方達との交流を通して、家庭だけでは知る事ができないような、体験や人生観などに自然に触れられると思います。(高校3年生保護者)
◆小学生からのキャリアをサポートする『栄光キャリアルート』
株式会社栄光が運営する『栄光キャリアルート』は、小学生からのキャリア形成を支援するサービスです。子どもたちが自分の将来をデザインし、夢を叶えられるように、下記のサービスを通じて、一人ひとりに寄り添ったサポートをしています。

World Trip:楽しみながら、さまざまな場面の身近な英語表現に触れることで、実際に使える英語を身につける体験型プログラムを提供しています。
ツクル∞ジブン:教室や教科書では学べない「本物・本当」の「めったにできない」体験に「チャレンジ」することで、これからの未来を自分で考え、自分で決める「力」を育む、未来の自分探し講座です。
国内留学:国内にいながらにして、海外を身近に感じることができるプログラム。英語による心理的な壁を突破し、瞬間英語発話をトレーニングすることで、英語コミュニケーションスキルを身につけます。
なるほど算数・数学×論理的思考力アップ:いろいろな算数・数学に触れて、ひらめき体験。考えることが楽しくなる!算数・数学を楽しんで論理的思考力を身につける講座です。発見やひらめきを体験することで、広がる世界があります。
「栄光キャリアルート」サイト
◆調査概要
調査対象:栄光の教室に通う小学1年生~高校3年生の子どもを持つ保護者
調査方法:インターネット調査
調査期間:2025年9月6日(土)~9月16日(火)
回答者数:2250人
◆株式会社栄光 会社概要
中学受験、高校受験対策の進学塾「栄光ゼミナール」や個別指導で目標達成へ導く学習塾「栄光の個別ビザビ」、大学受験対策塾「大学受験ナビオ」等を、首都圏を中心に展開、国内屈指の規模を持つ進学塾として多くの塾生をお預かりしています。2021年7月には中学・高校・大学受験対策のオンライン進学塾「EIKOH LiNKSTUDY」を開講。生徒の学ぶ意欲を引出し、自ら学ぶ姿勢を育てることで、中学受験・高校受験・大学受験の合格へ導き、生徒・保護者の期待に全力で応えていきます。
また、科学実験専門教室やロボット・プログラミング教室のSTEM教育事業も行っています。
本社:東京都千代田区富士見二丁目11番11号
代表:代表取締役社長 下田勝昭
設立:1980年7月
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社Z会ホールディングス広報 渡辺・大竹
電話:03-5275-1685
メールアドレス:proffice@zkai-hd.co.jp
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
データ提供 PR TIMES
本記事の内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMES (release_fujitv@prtimes.co.jp)までご連絡ください。また、製品・サービスなどに関するお問い合わせに関しましては、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。