”旅するチョウ”として知られる「アサギマダラ」が、今年も瀬戸内海に浮かぶ周防大島にやってきました。
山口県周防大島町の外入地区にあるフジバカマの花畑では、今月中旬から「アサギマダラ」の姿が見られ250羽ほどが羽を休めています。
「アサギマダラ」は2000キロ以上もの距離を移動することから、”旅するチョウ”とも言われ秋には日本から台湾へと海を越えて渡っていきます。
アサギマダラには移動ルートを調べるための文字などが書かれていて、中には、静岡から飛来してきた個体も確認されました。
【花の咲く夕日の里づくりの会・木村庄吉会長】
「(例年より)10日ぐらい遅れて飛来してきた。チョウもこの花を見ていっぱい来たという感じですね」
「アサギマダラ」の飛来は、来月上旬まで楽しめるということです。