スピードスケートの全日本距離別選手権で長野県南牧村出身の佐々木翔夢選手が5000メートルで優勝するなど県関係選手も力強い滑りを見せました。

長野市のエムウェーブで10月26日まで3日間開かれたスピードスケートの全日本距離別選手権。

北京オリンピック金メダリストの高木美帆選手など日本のトップ選手が集結しました。

長距離の男子5000メートルで強さを見せたのが、南牧村出身で明治大学の佐々木翔夢選手(19)です。

序盤は1周400メートルを29秒台のタイムでまとめると、中盤以降も大きくペースを落とすことなく滑り切りました。

6分21秒65のタイムで初優勝です。2位には弟の泰雅選手が入りました。

佐々木翔夢選手:
「最後、踏ん張れたのも泰雅の結果を見て最後、踏ん張れたのかなと思うので、いいライバルかなと思っています。2人で日本の長距離界を変えていければ話題にもなると思いますし、2人で頑張っていきたい」

男子500メートルでは、県競技力向上対策本部の倉坪克拓選手が34秒82で2位に。

女子1000メートルでは、直富商事の山田梨央選手が1分15秒15のタイムで高木美帆選手に次ぐ2位に入りました。

佐々木選手、倉坪選手、山田選手ら26人は、2026年2月のミラノ・コルティナオリンピック出場枠が懸かるワールドカップ4大会に日本代表として出場します。

長野放送
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