27日朝は各地でこの秋一番の冷え込みとなり、阿蘇市などでは最低気温が10度を下回りました。阿蘇市は10月12日に観測史上最も遅い真夏日を記録していて、わずか2週間で『真夏』から『晩秋』へと季節が進んだような気温の急降下です。
中岳火口の麓にある阿蘇山上事務所では、朝からストーブに火が入っていました。
【阿蘇山上事務所職員】
「寒くなったのでストーブが必要です」
上空の寒気と放射冷却の影響で27日朝は各地で冷え込み、最低気温は阿蘇市乙姫で
8.8度、南小国町や山鹿市などとともに県内で今シーズン初めて10度を下回りました。
阿蘇市では、10月12日に最高気温30.8度と観測史上最も遅い『真夏日』を
観測していて、それからわずか2週間で気温が20度以上も下がった形です。
【千葉から日本一周で訪れた観光客】
「今日は冷え込んで寒いですね。空気が澄んでるのもあるし」「急きょ、今ダウンを出したところです」「景色が雄大で千葉にはない景色なので感動しています」
県内は28日・29日と朝にかけての冷え込みはさらに強まり、阿蘇からは『初霜』や『初氷』の便りが届くかもしれません。