宮崎県都城市で開かれた「かけっこ教室」。
先生は、日本選手として100mで初めて9秒台を記録した今も現役のあのアスリートです。
都城市にやってきたのは陸上の桐生祥秀選手です。
桐生選手のかけっこ教室は、所属先の日本生命が2018年から全国各地で開催。
宮崎県では今回が初めてで、25日は県内の小学生140人が参加しました。
今年100mで8年ぶりに9秒台をマークし9月の世界陸上に出場した桐生選手。
子供たちに速く走るコツを伝授しました。
(桐生祥秀選手)
「速く走るためには、足を速く回すこと、そして一歩でどれだけ遠くにいけるか、この2つができればスピードが上がる」
学んだことを生かして、子供たちは桐生選手とかけっこ勝負です!
手加減することなく勝った桐生選手。
その後行われたトークショーでは、こんな裏話も…
(子供)
「桐生選手の小さい頃、走ること以外で得意だったことは何ですか?」
(桐生)
「サッカーを小3から小6までやって、普段は遊びで野球をやってたり」
Q.サッカーのポジションは
「もちろん足速いんで、ゴールキーパーです(笑)基本的にスポーツはなんだかんだできるかなと思います。(水泳は?)泳げないんですよ、全く。無茶苦茶この前も頑張って泳いだら15メートルでした」
(質問した女の子)
「すごく楽しかったです」
Q.どういったところが勉強になった
「足を大きく踏み出すこととか、手をよく振ったり前かがみにならないことが大切だということを学びました」
(桐生選手)
「元気があって、最後のスタートダッシュの時とか、僕が最初に伝えたことを覚えてくれていて、積極的に取り組んでくれたなと思います。僕がまだまだ現役で走れるなら大きな大会で(今回の参加者と)出会える時があれば僕自身もうれしいです」
世界を舞台に活躍するアスリートとの交流は、子供たちにとって貴重な経験になったようです。