日経平均株価が史上初めて5万円を超えました。
県内の証券会社も投資家からの問い合わせが相次ぎました。
27日の日経平均株価は、取引開始直後に5万円台を突破、上げ幅が一時1200円を超えました。
相場を押し上げたのは、アメリカと中国の貿易協議の進展です。
高市政権の政策に期待する「高市トレード」やAI需要の拡大が追い風となるなか、5万2000円が視野に入ったとの声も出ています。
平均株価の終値は、先週末に比べ1212円67銭高い 5万512円32銭でした。
史上初の5万円台。県内の証券会社は…。
*島大証券 本店営業部 佐伯幸雄部長
「買った銘柄が大きく上がる現実と、『ここまでだったらもう終わり』と思っていたラインがもう一段超えて上がる、という強い銘柄がたくさん出ている」
27日は持ち株の値段や今後の見通しについての問い合わせが増えたといいます。
ただ、今後の株価は、見当がつかないといいます。
*島大証券 本店営業部 佐伯幸雄部長
「過去にバブルを経験したときもどんどん加速度的に上がるときがあった。見当がつかないのが事実。その反面、大きく上がりすぎたときの反動というのも怖い。一概に5万円をつけたからといって喜んでもいられないしそうかといって悪く考えているとついていけなくなる」