自民党と日本維新の会は、衆議院議員の定数を1割削減する方針を連立政権の合意書に盛り込んでいます。
これに反対する市民団体が、10月27日に岩手県盛岡市の中心部で街頭活動を行いました。

盛岡市大通では、「平和・民主・革新の日本をめざす岩手の会」など2つの市民団体のメンバーが定数削減への反対を訴え、街行く人に反対の署名への協力を呼びかけました。

10月20日に自民党と日本維新の会では、連立政権の樹立にあわせて衆議院議員の定数1割削減に向け臨時国会に法案を提出し、成立を目指す方針で合意しています。

これに対し市民団体では「国民の多様な声が届かなくなる」と強く反対しています。

平和・民主・革新の日本をめざす岩手の会 國分博文事務局長
「県民の声がますます国会に届かなくなるという、大問題があると思っている。県民の要求・実現のため声をあげていきたい」

市民団体では今後も署名を集め、衆参両院の議長あてに提出するとしています。

岩手めんこいテレビ
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