旧統一教会の韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁を巡る裁判の初公判が12月に決まりました。
韓総裁は2022年に教団幹部と共謀し、尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の妻・金建希(キム・ゴンヒ)被告に高級ブランド品を贈ったあっせん収賄の罪などで起訴されています。
韓国メディアによりますと27日午前、ソウル中央地裁で裁判の争点などを整理する公判準備手続きが行われ、初公判が12月1日に開かれることが決まりました。
手続きには韓被告も出席しましたが、何も発言しなかったということです。
韓被告はこれまでの取り調べで事件への関与を否定していて、裁判でも無罪を主張するとみられます。
また、韓被告側から高級ブランド品を受け取ったとされる金建希被告は9月、初公判で起訴内容を否認しています。