愛媛県今治市の高齢女性が、警察などを名乗る相手から事件の関与をでっち上げられ、資金調査を口実にキャッシュカード6枚をだまし取られました。キャッシュカードからはあわせて現金600万円が引き出されていました。警察は被害届を26日に受け、特殊詐欺事件として捜査し、窃盗の疑いでも調べていきます。

被害にあったのは今治市内の80代の女性です。

警察の調べによりますと女性は今年10月15日、警察官を名乗る男から電話で女性の携帯電話が詐欺グループに使われ、現金が引き出されているとウソを言われました。

このあと検察官を名乗る女とも連絡を取り合うようになり、10月21日に資金調査を口実に封筒の中にキャッシュカードを入れて暗証番号を教えるよう要求され、指示通りに封筒にキャッシュカード6枚を入れて自宅の敷地内に置いて、何者かに回収されました。

キャッシュカードは5枚から10月21日から23日までの間、23回に渡り現金あわせて600万円が引き出されていました。

警察は金融機関から「不審な引き出しの口座がある」と連絡を受け状況を確認。特殊詐欺事件として捜査し、窃盗の疑いでも調べています。

女性は相手から「極秘捜査で誰にも話してはいけない」と口止めされていました。

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テレビ愛媛
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