プレスリリース配信元:株式会社SUNCORE
84%が1日1時間以上視聴、一方で保護者が最も重視するのは「家族との時間」
日本最大級の教育Webメディア「こども教材プラス」(運営:株式会社SUNCORE)は、小学生のお子様を持つ保護者120名を対象に、「小学生の冬休みの過ごし方」に関する実態調査を実施し、その結果を公開しました。
調査の結果、保護者が冬休みに最も心配していることは「ゲームや動画ばかり見てダラダラ過ごすこと」が46.7%で最多となりました。実際に、1日に1時間以上ゲームや動画を視聴する予定の小学生は84.0%に上ることも明らかになりました。一方で、保護者が冬休みに最も重視することとしては「家族との時間・思い出作り」(27.5%)がトップとなり、「学習習慣」(12.5%)や「学力向上」(10.8%)を上回る結果となりました。
【本調査のサマリー】
- 保護者の最大の悩みは「ゲーム・動画漬け」が46.7%で断トツトップ
- ゲーム・動画の視聴時間、84.0%が「1日1時間以上」と回答。最多は「1時間~2時間未満」(44.5%)
- 冬休みの過ごし方は「自宅で過ごす」が55.8%で過半数
- 学習時間(宿題含む)は「30分~1時間未満」が45.8%でボリュームゾーン
- 宿題以外の学習は「苦手科目の復習」(42名)「市販のドリル」(41名)「読書」(39名)がトップ3
アンケート結果の詳細は、小学生の冬休みの過ごし方に関する実態調査2025で公開しています。
最大の悩みは「ゲーム・動画漬け」。8割以上が1日1時間以上視聴
「お子様の冬休みの過ごし方について、最も心配なことは何ですか?」という質問に対し、「ゲームや動画ばかり見てダラダラ過ごすこと」が56名(46.7%)と、約半数を占める結果となりました。次いで「生活リズムが乱れること」(34名, 28.3%)となり、学習面よりも生活面の乱れを懸念する声が多く集まりました。

ゲームや動画視聴の時間は1日どれくらいか?
この懸念を裏付けるように、「ゲームや動画視聴(YouTube、テレビ含む)に費やす時間」については、「1時間~2時間未満」が44.5%と最も多く、次いで「2時間~3時間未満」(23.5%)、「3時間以上」(16.0%)となりました。合計すると、1日に1時間以上ゲームや動画を視聴する予定の小学生が84.0%に達しており、多くの家庭でデジタルデバイスとの付き合い方が課題となっている実態が浮かび上がりました。
過ごし方は「自宅」が過半数。学習時間は「30分~1時間」が最多
「今年の冬休み、お子様はどのように過ごす予定ですか?」という質問では、「自宅で過ごす」が67名(55.8%)と過半数を占めました。次いで「学習塾」(13名, 10.8%)、「学童保育」(13名, 10.8%)となりました。

今年の冬休みはどのように過ごす予定か?

冬休みの学習時間はどれくらいか?
また、「学習時間(宿題含む)」については、「30分~1時間未満」が55名(45.8%)と最も多く、次いで「1時間~2時間未満」(30名, 25.0%)となりました。適度な学習習慣は維持しつつも、長時間勉強に充てるというよりは、最低限の学習をこなす家庭が多いことが伺えます。
宿題以外の学習は「苦手復習」「市販ドリル」が中心
「学校の宿題以外に、どのような学習を行う予定ですか?(複数回答)」という質問では、「苦手科目の復習」(42名)と「市販のドリルや問題集」(41名)がほぼ同数でトップとなりました。次いで「読書」(39名)が続き、家庭学習で堅実に弱点を補強しようとする傾向が見られます。 一方で、「学習塾」は23名、「通信教育の教材」は18名となりました。

学校の宿題以外にどのような学習を行う予定か?
保護者が重視するのは「家族との時間」。学力向上よりもQOLを優先
「お子様の冬休みの過ごし方について、最も重視することは何ですか?」という質問では、最も多かった回答は「家族との時間・思い出作り」(33名, 27.5%)でした。 次いで「十分な休息・リフレッシュ」(23名, 19.2%)、「規則正しい生活リズムの維持」(21名, 17.5%)と、生活の質(QOL)に関連する項目が上位を占めました。 「学習習慣の定着」(15名, 12.5%)や「学力の向上」(13名, 10.8%)といった学習面を重視する回答は、それを下回る結果となり、冬休みは勉強一辺倒ではなく、家族との触れ合いやリフレッシュを大切にしたいという保護者の意向が強く表れました。
「こども教材プラス」編集長・高野智弘からのコメント
今回の調査で、小学生の冬休みにおいて「ゲーム・動画」と「家族の時間」が大きなテーマであることが浮き彫りになりました。
保護者の最大の悩みは「ゲーム・動画漬け」(46.7%)であり、実際に8割以上のお子様が毎日1時間以上それらに触れる予定です。その一方で、保護者が最も望んでいるのは「家族との時間・思い出作り」(27.5%)であり、学習面よりも生活の充実を優先しています。
この「デジタルデバイスとの時間」と「家族団らんの時間」をいかに両立させるかが、現代の冬休みの過ごし方における中核的な課題と言えるでしょう。
学習面では、「30分~1時間」の学習時間で「苦手科目の復習」や「市販ドリル」に取り組むという、堅実なご家庭の姿が浮かび上がりました。
「こども教材プラス」では、ダラダラ過ごす時間を減らしつつ、家族の時間も学習時間も有意義なものにするためのヒントや、効率的な学習方法、おすすめの教材情報などを引き続き発信し、皆様の冬休みをサポートしてまいります。
アンケート調査概要
調査対象:小学生のお子様を持つ保護者(有効回答数120名)
調査時期:2025年10月
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットを使用した任意回答
調査レポート名:小学生の冬休みの過ごし方に関する実態調査2025
※掲載しているグラフや内容を引用する場合は、「こども教材プラス調べ」と明記し、こちらのページ(https://school-plus.org/)へのリンク設置をお願いします。
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