今月14日、府中町で小学校の前の横断歩道を渡っていた女子児童が車にはねられる事故があり、警察は横断歩道の廃止も視野に検討することが分かりました。

【高橋記者】
「女の子は小学校から帰宅中、右から来た車が停まったことを確認し横断歩道を渡りましたが、左から来た車にはねられました」

この事故は今月14日午後4時半ごろ、府中南小学校の前にある横断歩道で発生し、女子児童は一時、意識不明の重体となりました。

24日、現地で再発防止に向けた検討会が開かれ、警察官や府中南小学校の校長などが参加しました。
事故現場は、児童送迎のために学校を出入りする保護者の車が多いことや奥に信号機があることなどが確認されました。

その上で、横断歩道を通過する車の運転手が、「気を取られ注意が散漫になる」として、「この場所に横断歩道が設置されていることが危ない」という意見が出ました。

【広島東警察署・津山幸司交通課長】
「危ない横断歩道という感覚はある。お子さんに渡ってもらうかどうか含めて学校側と協議しながら検討していきたい」

警察は横断歩道の廃止も視野に検討する方針です。

テレビ新広島
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