深刻な運転手不足が続く中、岐阜県飛騨市では、市の職員が市営バスの運転を兼業で担うことになり、運転する職員を対象にした研修会が開かれました。

 22日に行われた研修会には兼業で運転にあたる16人の職員が参加し、はじめにバス輸送にかかわる法律や安全運転に関する仕組みなどを学びました。

 この後、実際に車両を使って確認走行が行われ、職員たちは交差点での指差し確認や歩行者への配慮など、利用者を乗せる運転手としての意識を学んでいました。

職員:
「よりお客様を安心安全に目的地までお届けできるように、話しかけや声掛けをして楽しく乗っていただけるように心がけたいと思います」

 飛騨市では講習を受けた職員が月に3回程度シフトに入り、11月1日から本格運行を始める予定です。

東海テレビ
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