日没が早まり、歩行者の交通事故が増えるこの時期に合わせて、福井市内のトラック倉庫で22日、地元の園児が反射材の効果を体験しました。
福井市内の運送会社の倉庫では、トラックのライトで約40メートル離れた場所にある箱を照らし、反射材の効果を試す実験が行われました。
22日は、福井南警察署が反射材の着用を広めようと、地元の園児を招き反射材の効果を体験してもらいました。
園児は「黒の箱はあんまり見えなかった。(反射材があるとよく見えたので)シールは大事だと分かった」と反射材の大切さを学んだ様子でした。
福井南署の織田貴憲交通課長は「秋から冬にかけて日没が早くなり、暗い時間帯が長くなる。明るい服装や反射材を身に着け、交通事故に遭わないように気を付けてもらいたい」としています。
県警によりますと、去年、県内では夜間の交通事故で5人の歩行者が死亡していて、いずれも反射材は身に着けていませんでした。