自民党・高市総裁が女性初の総理大臣に選出されたことについてアメリカのメディアは「男性中心の日本にとって画期的な出来事だ」などと大きく報じています。
CNNは「政治と職場の両方で、年配の男性が支配する歴史的に男性中心の日本にとって、画期的な出来事となった」と報じ、「高市氏率いる与党は、彼女が最近の党の不人気を打開する鍵となることを期待している。しかし、近年は首相交代が続いているため、いわゆる「鉄の女」である高市氏が政権を維持するには、迅速に成果を上げなければならないだろう」と分析しています。
ワシントンポストは、「高市氏は日本の政治が異例の不安定な時期を迎える中、初の女性首相となった」と伝えるとともに、「高市氏は強力な日本の防衛力の確保を信条としており、高市氏の考え方は、各国が国家安全保障においてより大きな役割を果たすことを求めるトランプ大統領の考えと一致する可能性がある」との専門家の声を紹介しています。
FOXニュースは「イギリスが先週、マーガレット・サッチャー生誕100周年を迎えた中、日本も火曜日、初の女性総理となる高市氏を選出し、歴史を塗り替えた」と報じ、「中国に対する強硬姿勢で知られる高市氏は、日本と米国との緊密な連携を維持すると見込まれている」と分析しています。