市民から寄せられた「街路樹」に関する苦情などを受け、広島市は街路樹の再整備に向け、22日から市内で調査を始めました。
22日から始まった調査は、広島市が今年度の予算で初めて実施するものです。
広島市ではこれまでに、市民から「落ち葉が多い」や「根が張ってつまづきそうだ」など街路樹に関する苦情を受けており、今回、街路樹のある歩道の現状を把握し調査結果を元に街路樹の再整備案を作ることにしています。
調査の対象となるのは、市内におよそ500路線ある歩道に植えられた市が管理する全ての街路樹です。
作業員は根の張りで歩道に凹凸ができているか、樹木によって歩道が狭くなっていないかなど確認していました。
市は冬頃から始まる専門家との審議会を経て、来年度中には街路樹の再整備案を作成する方針です。