今年8月の有効求人倍率は1.2倍で、前の月に比べ0.02ポイント低下しました。
求職者の数は、前の月と比べて増え、宮崎労働局は「物価高を背景に高齢者の就職やより良い条件を求める転職者が増えた」としています。
宮崎労働局のまとめによりますと、8月の求職者数は2万575人で前の月に比べ1.3%増え、求人数は2万4665人で0.6%減りました。
有効求人倍率は1.2倍で前の月から0.02ポイント低下しました。
産業別ではリゾート施設などの娯楽業、農、林、漁業や運輸業などで、前の年の同じ月と比べ、新規の求人が増えています。
雇用情勢について宮崎労働局は「物価高を背景に高齢者の就職やより良い雇用条件の職場を探す転職者が増えたため求職者数が増加した」としています。
今後は業務のDX化や、給与や福利厚生などの処遇改善、外国人労働者の受け入れなど、人手不足への対応が進み求人が緩やかに減少する見通しです。