群馬・館林市で16日、高級車を盗んだとしてブラジル国籍の男が逮捕された。警視庁は、関東を中心に約50件・総額2億3000万円超の余罪があるとみて調べている。

特殊機器使い高級車を不正開錠

東京・福生署で午前9時半頃カメラが捉えたのは、捜査車両に乗り込む前にこちらをチラ見する、ブラジル国籍のマルセロ・サトウ・コレイア容疑者(25)だ。

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16日、仲間とともに群馬・館林市にある住宅の駐車場から250万円相当の高級車を盗んだ疑いなどがもたれている。

犯行に使われたのは「CANインベーダー」と呼ばれる道具だ。コレイア容疑者らはこの道具を悪用し、不正に狙った車のカギを開け犯行に及んだという。

調べに対しコレイア容疑者は「名前は知らないブラジル人の男と、一緒に車を盗んだことに間違いありません」と容疑を認めているが、話はこれで終わらない。

窃盗グループの一員として海外で売りさばいたか

コレイア容疑者らはこの1年あまりの間で、関東を中心に50件以上の余罪があるとみられている。

その被害総額は実に2億3000万円以上だ。

警視庁は、コレイア容疑者らが窃盗グループの一員として、盗んだ車を海外で売りさばいていたとみて捜査している。
(「イット!」10月20日放送より)

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