鈴木力市長の辞職に伴う新潟県燕市長選挙が10月19日投開票され、新人で前市議の佐野大輔さんが144票差の接戦を制し、初当選を果たしました。

10月19日、投開票が行われた燕市長選挙は、前市議の佐野大輔さんが1万6611票を獲得。新人同士の一騎打ちを制し、初当選を果たしました。

〈開票結果〉
佐野大輔氏 1万6611票
佐々木剛氏 1万6467票

【当選した佐野大輔 氏】
「燕市のために、燕市で働く方々のために、燕市で育つ子どもたちのために、燕市で住む方々のために、精いっぱい取り組んでいく」

市職員や市議としての実績を生かし、産業振興に加えて自身が携わってきた教育を通じた人づくりを重視する考えです。

【当選した佐野大輔 氏】
「人がいて街づくりも物づくりもできることを考えると、とにかく人づくりにどれだけ政策が打てるかだと思っているので、そこをしっかりとやりたい」

一方、民間出身の強みを訴えて選挙戦に挑むも惜しくも144票差で敗れた佐々木剛さんは…

【落選した佐々木剛 氏】
「市民の方々に分かりやすい政策を訴えるところが少し足りなかったと思う」

投票率は52.05%で、2022年の前回選挙戦を6.74ポイント上回りました。

当選した佐野さんは10月23日に初登庁し、新たな市政をスタートさせます。

NST新潟総合テレビ
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