キノコが生えて倒木の恐れがあった、名古屋市東区のケヤキの木の伐採が完了しました。
東区東桜に街路樹として植えられた樹齢70年ほどのケヤキは、根元付近に生えたキノコの影響で腐朽が進み、市は倒木のリスクがあるとして伐採を決めていました。
伐採作業は20日午前9時ごろから始まり、午前中は高い位置の枝を切って地面に下ろすなど、クレーンを使った慎重な作業が進められました。
午後からは太い幹の周りを1周するようにチェーンソーの刃が入れられ、わずか5分ほどで伐採が完了。切り株を確認したところ、木の中心に向かって腐朽が進んでいたことが確認されました。
東土木事務所の担当者:
「(倒れたら)人命などに影響を及ぼしますので、先に伐採できて良かったと思います」