市役所の職員が、市営バスの運転手を兼業することになりました。

 岐阜県飛騨市では、運転手不足などを理由に路線バスの減便が相次ぎ、9月末からは、市内と富山市のJR猪谷駅を結ぶ民間バスの路線も、朝と夜の時間帯が廃止となっていました。

 この時間帯のバスは10月から市営化され、地元のタクシー会社に業務を委託していましたが、運転手の応募がなく、市の職員が兼業制度を利用して運転手を務めることが決まったということです。

 中部運輸局によりますと、東海3県で市町村の職員がバスの運転手を兼業するのは初めてです。

 希望した職員は16人で、22日から講習を受け、11月にも運行を始める予定です。

東海テレビ
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