資格がないにもかかわらず労働保険の手続きなどの業務を請け負い、報酬を受け取った疑いで、税理士の男らが逮捕されました。

社労士法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪市中央区の税理士事務所の代表を務める池上和弘容疑者(39)ら2人です。

池上容疑者らは、ことし6月から7月、社労士の資格がないにもかかわらず、顧客3社の労働保険に関する書類などを提出し、報酬4万円を受け取った疑いが持たれています。

【記者リポート】「HPには税理士などの資格は持っているとありますが、社労士については書かれていません」

警察によると、池上容疑者らは少なくとも3年前から無資格で社労士業務を1件につき5000円から10万円ほどで請け負っていたとみられます。

関西テレビが逮捕前の池上容疑者に話を聞くと…

Q:社労士の業務侵害があったと伺っているんですが事実か?
【池上和弘容疑者】「ちょっと待ってください」
Q:社労士の業務を有償でクライアントから請け負っていたこともない?
【池上和弘容疑者】「無いです」
Q:一切、社労士の業は行っていない?
【池上和弘容疑者】「はい」

警察の調べに対し、池上容疑者は容疑を認めていて、警察は余罪についても捜査しています。

(関西テレビ「newsランナー」2025年10月20日放送)

関西テレビ
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