自民党と日本維新の会が連立の合意に向け党首会談を行い、高市首相の誕生が確実視されています。

21日にも首相に指名される見通しの高市さんに期待することを福岡の街で聞きました。

◆日本維新の会 吉村代表(20日)
「きょうの朝、私から高市総裁に電話をして『連立合意を致します』『共に日本を前に進めて行きましょう』という話をした。最終的には合意内容はほぼまとまっていますからきょうの6時に最後確認した上で調印をする予定です」

日本維新の会の吉村代表は20日、大阪市内で記者団に対し、自民党の高市総裁に電話をし「連立合意をする」と伝えたことを明らかにしました。

自民・維新の党首会談に臨んで、焦点だった議員定数の削減の実現など詳細を確認した上で、正式に連立政権の発足に向け合意する見通しです。

こうした動きを受け、21日に召集される臨時国会での首相指名選挙では、自民党の高市総裁が選出される公算が大きくなっています。

「初の女性総理誕生」について福岡の街の人からはさまざまな声が聞かれました。

◆60代 パート
「女性の目線からの政治じゃないですか。それを一番期待」

◆40代 個人投資家
「『国防』と『経済対策』に期待。日本にもだいぶ外国人が増えていて、いろいろな問題が出ていると思うので、その辺まとめてやってもらえるといいな」

◆60代 年金暮らし
「期待はしていない。自民党が一番議席が多いので、そこが続く限りはあまり変わらないんじゃないか」

さらに、維新との連立については。

◆30代 学習塾運営
「自民党とどこかの党でという、このどこかの党がいろいろ別の党に変わっていく可能性もあるよというのが開けたことは、日本にとって悪いことじゃないのかな」

◆40代
「議員数を減らして、その分国民に潤いや豊かさが流れるなら減らすのもいい」

高市総裁は21日に首相指名選挙にのぞみ、その後速やかに組閣するものとみられます。

テレビ西日本
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